2018-05-11 第196回国会 参議院 本会議 第18号
ハートビル法以来、床面積二千平米以上の建物に対してバリアフリー整備を義務付けてはいますが、東京都が二〇一七年に実施した飲食店調査によれば、百五十平米以下の店舗が八五・九%、つまり、ほとんどの店はバリアフリー化されていません。また、入口はバリアフリーでも、店内には法律が及ばないため、段差があったり椅子が固定化されているなど、なんちゃってバリアフリーな店も多いと聞きます。
ハートビル法以来、床面積二千平米以上の建物に対してバリアフリー整備を義務付けてはいますが、東京都が二〇一七年に実施した飲食店調査によれば、百五十平米以下の店舗が八五・九%、つまり、ほとんどの店はバリアフリー化されていません。また、入口はバリアフリーでも、店内には法律が及ばないため、段差があったり椅子が固定化されているなど、なんちゃってバリアフリーな店も多いと聞きます。
私の出身地でもあるこの東京都においては、昨年、飲食店調査が実施をされました。東京都の飲食店は、店舗百五十平米以下が約八六%、客席百平米以下が約八七%という結果が出ております。
東京都が二〇一七年に実施した飲食店調査では、床面積百五十平米以下の店舗が八五・九%でした。これから見ても、二千平米以上だけを整備しても、入れるお店は数%にしかなりません。 例えば、入店可能なお店を五〇%以上にするというような目標を定め、そのために床面積何平米以上を義務づけるという、捕捉率を踏まえた施策が必要です。 五点目は、公共性の高い地域施設として、学校のバリアフリー化の推進です。